
2025年の新NISA投資枠じゃが、
今下落を続けている米国株に、
いつ投資すればいいんじゃ?

新NISAが始まって1年が経ちますね。
2025年もしっかりと枠を使っていきたいところ!
いつ投資すべきかを考える上で、米国株の
リターンやリスク等についてもおさらいしましょう。
2024年末、米国株式市場が大きく下落しました。このような暴落は一見不安要素に見えますが、実は投資家にとって絶好のチャンスともいえます。本記事では、過去の暴落事例を振り返りつつ、米国株投資の可能性について解説します。
この記事を見ると
米国株の歴史を知る
米国株市場はこれまで何度も暴落を経験し、そのたびに回復を遂げてきました。代表的な事例を以下に挙げます。
過去の米国株の暴落

• ブラックマンデー(1987年)
米国の財政赤字と貿易赤字(双子の赤字)が原因で、ドル安やインフレ懸念が浮上。株価が一日で約22%下落しました。
• ITバブル崩壊(2000年)
IT企業株が急騰した結果、多くの企業が利益を裏付ける実績を持たずに破綻。株価が急落しました。
• リーマンショック(2008年)
リーマン・ブラザーズの破綻をきっかけに、世界的な金融危機が発生。信用収縮が深刻化しました。
• コロナショック(2020年)
新型コロナウイルス感染拡大により、経済活動が停止。株価は急落したものの、その後急回復しました。
• 令和のブラックマンデー(2024年)
米国経済の減速が懸念され、世界経済への影響が大きくなるとの不安が広がりました。これにより、リスク回避の動きが強まり、株価が大きく下落しました。
このように、米国市場では、過去97年においてピークから20%以上下落したケースが何度もあります。
株価回復
このように、アメリカ経済でたびたび起きる株価の暴落ですが、暴落していることよりも、驚くべき数字があるのです。
それが、暴落からの株価回復までの期間です。なんと、
回復までに要した平均期間は約5年です。

つまり、歴史からも分かるように。
一時的な下落は長期投資家にとって、むしろ購入の好機といえます。
米国株投資のリターン
S&P500指数は、米国の大企業500社を組み入れた代表的な株価指数で、1957年3月に算出が始まりました。この指数は市場の健全性を測る指標としても利用され、長期的なリターンが安定しているのが特徴です。
S&P500指数の年率リターン
• 1965年~2023年:年率リターンは10.2%
• 直近10年間:年率リターンは14.7%
単年度のリターン例

単年度でのリターンは大きく変動しますが、長期で見ると平均値に収束し、安定したパフォーマンスが得られます。
特に、急落があった後に、高騰するような上昇場面が訪れることが、今まで何度も起きています。

投資のリスクと長期投資の重要性
投資ってなんだか怖い。下落したら早く売りたくなるし、塩漬け株を保有し続けるのはつらい。そんな投資家の声がいつも聞かれます。
投資におけるリスクとは何か?ということをきちんと知りましょう。
投資のリスクとは
投資のリスクは、勘違いされることが多く、
リスク=株価の下落
と考えている方が多いです。
しかし、実際は、それとは異なり、先述した通り、
株価の下落の後には、それとセットで、上昇が訪れます。
つまり、本当の投資のリスクは、
リスク=株を手放し、上昇場面を掴めない
というになります。データでも確認してみましょう。

このように、下落で株を手放し、上昇場面で、株を保有していない場合、大きなリターンは得られないのです。
長期投資の重要性
投資の専門家であるウォーレン・バフェットやベンジャミン・グレアムも推奨する「バイ・アンド・ホールド戦略」(買い持ち戦略)は、資産形成において最も効果的とされています。この戦略の成功の秘訣は以下の通りです:
• 波を乗り越える:市場は短期的に上昇や下落を繰り返しますが、長期的には安定します。
• リターンの平均化:時間が経つにつれて、投資のリターンは平均値に近づきます。
市場の短期的な動きに惑わされず、長期間保有し続けることが、投資成功への近道です。
米国市場の季節性
株価には季節的な動きがあります。例えば、米国市場では以下のような傾向が見られます。1年間の株価の流れを見てみましょう。

• 「セル・イン・メイ(5月に売れ)」
5月以降に株価が下落することが多い相場格言です。
• 「夏枯れ(8~9月)」
夏は、株価が低迷することが多い時期です。
• 年初から春にかけての上昇
1~4月は上昇傾向が見られます。
2025年の新NISA枠が1月に復活するタイミングで、投資を開始するのは理にかなっています。
長期リターンが強い銘柄5選
ということで、長期で成長が見込める米国株についてみていきます。
ここでは、過去5年間のリターンが高い銘柄を5つ紹介します。
1. iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

2. iFreeNEXT FANG+インデックス

3. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

4&5 SCHD(Schwab U.S. Dividend Equity ETF)

4.楽天・高配当株式・米国ファンド(楽天SCHD)

5.SBI・S・米国高配当株式ファンド(SBI SCHD)

おわりに

ふむふむ。
米国株のリターンとリスクはこんな関係だったんじゃな!
とても勉強になったぞ!

投資における一番のリスクは、
「リスクを知らないこと」
かもしれませんね。
リスクを理解し、先人の知恵と、過去のデータを
生かして、じっくりと投資していきましょう。

これで、2025年の1月に購入する銘柄も分かったし、
あとは、じっくり構えて投資を続けていくかの〜!
よわび先生、いつもありがとう♪
今回の記事の結論をまとめましたので、ご覧ください。

暴落は一時的な不安要因ではありますが、長期目線で見れば大きなチャンスです。新NISAを活用し、リスクを理解した上で適切な銘柄に投資することで、将来の資産形成につなげましょう。
今こそ投資を始める絶好のタイミングです!
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