FIREのいろは

FIREに向け、年間300万円貯める方法 本気で取り組む10のこと 〜節約と工夫と努力〜

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はじめに

2人の小学生をもつ4人家族で、年収600万円の設定です。お父さんが働き、お母さんは専業主婦。この家庭が年間300万円を貯めるための具体的な手立てを10項目に分けて紹介します。

本気で取り組む10のこと

1. 予算を立てる

毎月の収入と支出を詳細に把握し、予算を立てましょう。家計簿をつけることで無駄遣いを見つけることができます。例えば、毎月5万円の節約ができれば、年間で60万円の貯金になります。予算を立てる際には、収入と支出を細かく分類しましょう。食費、光熱費、通信費、交通費、レジャー費など、それぞれの項目ごとに予算を設定し、毎月の家計簿をつける習慣をつけることが大切です。これにより、無駄遣いを見つけやすくなり、節約の意識も高まります。

2. 食費を見直す

食費は家計の大部分を占めるため、見直しが効果的です。週末にまとめ買いし、特売日を利用することで、月に2万円の節約が可能です。年間で24万円の貯金になります。安価で質の良い食材を選ぶことで、毎月の食費を抑えることができます。また、外食を減らし、自炊を増やすことも大きな節約になります。

3. 電気・ガス・水道の節約

光熱費の節約は日常の工夫で可能です。エコ家電の導入や、不要な電気の消灯、節水シャワーヘッドの使用などで、月に1万円の節約が期待できます。年間で12万円の貯金になります。光熱費の節約は、日常の小さな工夫が積み重なることで効果を発揮します。家庭内でできる節約方法を実践することで、光熱費を抑えることができます。

4. 通信費の見直し

スマホやインターネットのプランを見直し、格安SIMに切り替えることで月に1.5万円の節約が可能です。年間で18万円の貯金になります。定期的に見直し、必要に応じて家族全員で共有できるファミリープラン等を利用することで、通信費をさらに削減することが可能です。また、不要なオプションサービスも見直しましょう。

5. 交通費の削減

公共交通機関を利用する頻度を減らし、自転車通勤やカープールを活用することで、月に1万円の節約ができます。年間で12万円の貯金になります。また、燃費の良い車に買い替えることで、ガソリン代の節約にもつながります。これらの工夫を取り入れることで、毎月の交通費を大幅に削減することができます。

6. 子供の習い事やレジャー費の見直し

必要な習い事を絞り、無料の地域イベントや公園遊びを活用することで、月に1.5万円の節約が可能です。年間で18万円の貯金になります。支出の割合の大きい、子供の習い事やレジャー費も見直しが必要です。また、家族で一緒に楽しめる低コストの活動を探すことも、節約の一環となります。

7. クレジットカードの利用を見直す

ポイント還元率の高いカードを利用し、計画的に使用することで、月に1万円の節約ができます。年間で12万円の貯金になります。計画的に利用し、ポイントを効率的に貯めることで、現金の節約につながります。さらに、支払いを遅らせないように注意し、利息の発生を防ぐことも重要です。

8. 収入の一部を投資に回す

1.で紹介した毎月5万円を投資信託や株式に投資することで、年間で60万円の資産運用が可能です。投資のリターンが期待できます。貯蓄だけでなく、投資にも目を向けましょう。毎月5万円を投資信託や株式に投資することで、将来的にリターンを得ることができます。ただし、投資にはリスクも伴うため、しっかりとリサーチを行い、リスク分散を図ることが重要です。

9. 保険の見直し

支出の中でも大きな部分を占めているのが、保険です。自動車保険に始まり、生命保険や医療保険、学資保険や収入保障保険など、さまざまです。まずは、内容を変えずに、金額の見直しをしてみましょう。それで、金額が下がればすばらしいことです。それではあまり期待するほどの金額が得られない場合は、解約や停止をしていくことも必要です。フィナンシャルプランナーと相談して、本当に必要なものだけ加入するようにしたり、必要な額に落としたりしましょう。それによって、月に2万円の節約が可能です。年間で24万円の貯金になります。

10. 断捨離とリサイクル

不要な物を売却し、生活空間を整理することで月に1万円の収入増が期待できます。年間で12万円の貯金になります。フリマアプリやリサイクルショップを活用し、家にある不要な物を売ることで、月に1万円の収入増が期待できます。さらに、生活空間が整理されることで、心地よい生活環境が整います。

いったいいくら貯金できるのか?

年間手取りー(通常の生活費ー節約した金額)=貯金額

となるので、計算してみましょう。

節約した金額

合計すると、次のようになります:

24万円(食費) + 12万円(光熱費) + 18万円(通信費) + 12万円(交通費) + 18万円(習い事・レジャー) + 12万円(クレジットカード) + 60万円(投資) + 24万円(保険) + 12万円(断捨離) =192万円

節約した金額=192万円

通常の生活費

日本における4人家族の年間支出額は家族のライフスタイルや居住地域によって異なりますが、総務省の家計調査(2021年)を参考にすると、4人家族の平均的な年間支出額は以下の通りです。

• 食費: 約100万円
• 住居費: 約120万円
• 水道・光熱費: 約24万円
• 家具・家事用品: 約10万円
• 衣服・履物: 約20万円
• 保険医療費: 約18万円
• 交通・通信費: 約80万円
• 教育費: 約60万円
• 娯楽・交際費: 約60万円
• その他: 約20万円

通常の生活費512万円です。

貯金額

600万円ー(512万円ー192万円)=280万円

貯金額を500万円にするために

年間280万円貯金するだけでもすごいことですよね。でも、節約による余剰金だけではあとすこしたりませんでした。

しかし、投資に厚みをもたせることで解決しそうです!

今までの貯金で投資を行う

月5万円、年間60万円の新規投資の他に、今までの預貯金を投資に回しましょう。例えば貯金額が300万円あったとしましょう。

300万円の4%の配当を受け取って、年間12万円の収入
300万円分が年間4%値上がりして、年間12万円の収入

合計で24万円になります。

これで、280万円+24万円で304万円!

さいごに

ここまで、節約についてくわしくお話をしてきました。

しかし、節約は非常に大変です。相当の覚悟や目指すものがないと達成は難しいです。

私自身、節約を約9年間、投資を6年間続けてきました。最初の頃は、節約だけだったので、貯蓄だけの増加は少なく、つらかったのを覚えています。

投資を始めてからは、年間500万円を連続で達成し、現在3400万円まで増えてきました。

節約は、お金持ちへの助走!

投資は、お金持ちへの近道!

みなさんも、一緒に頑張りましょう!!!

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