
2024年に話題となったFANG+のETF版が登場するね。

魅力的で買いたい!って思ったけど、
「ETF」と「投資信託」ではどちらがいいのかにゃ??

投資家にとって、選択肢が増えることは嬉しいけど、
実際迷う人も多いですよね。
今回は、ETFと投資信託とをしっかりと比較し、
その上で、おすすめを紹介するよ。

それは助かる~!
よわび先生いつもありがとにゃ!
この記事を読むと分かること
2024年に話題となったFANG+に、新しくETF版が登場します。今回は、それぞれの特徴に触れつつ、どちらに投資をしていくべきなのかを多面的に考察していきます。
※FANG+インデックスとは表現せず、FANG+投資信託と表現しています。
FANG+とは
「FANG+(ファングプラス)」は、Facebook、Amazon、Netflix、Googleの4社を含む、米国企業10銘柄で構成された株価指数です。次世代テクノロジーをベースに、グローバルな現代社会において人々の生活に大きな影響力を持ち、高い知名度を有する企業が集結しています。
構成銘柄と構成比率
具体的な構成銘柄はこちら。

それぞれの構成比率はこちら。

強さの理由
FANG+に含まれる銘柄がここまで強く米国を牽引してきたのには理由があります。
・圧倒的なシェア
検索エンジンでは、Googleの独壇場です。

クラウドでは、アマゾン、マイクロソフト、Google3分の2を占めます。

SNSでは、上位10社の上位4位を独占。

・圧倒的な時価総額

FANG+10銘柄だけで、時価総額2160兆円にのぼり、米国市場全体の4分の1を占めます。
日本市場は4000銘柄で950兆円なので、その凄さがわかりますよね。

そんなFANG+は、10年間でなんと15.6倍にも成長しました。
強いと言われているS&P500が4.5倍なのを考えると、その凄さがより鮮明になります。
このFANG+は、今後も新たな市場の開拓を行うことで、中長期的な成長期待が持たれています。
株価だけをみるのではなく、このような今後の動きにも注目することが大事ですよね。
そんなFANG+ですが、2024年は、投資信託で話題になりました。
そして、今回、2025年1月にFANG+ ETF が登場するわけです。
投資信託とETFの違い
FANG+のことを話す前に、まずは、基本的な投資信託と、ETFとの違いを理解しましょう。
表を見てください。

「FANG+ETF」と「FANG+投資信託」の比較
基本的な違いを理解した後は
「FANG+ETF」と「FANG+投資信託」の比較をしていきましょう。表をご覧ください。

手数料では、ETFの方が有利です。
投資信託の方は、つみたて投資枠が使えたり、より少額投資が行え、難易度が低いです。
結局どっち?
FANG+への投資を、ETFでするべきか、投資信託でするべきかは、
「投資信託」という結論です。
理由1 リスク
米国株式が今度も成長を続けるとは、私自身も思っており、有望であることはいうまでもありません。トランプ大統領になり、アメリカファーストの政策が繰り広げられれば、アメリカの一人勝ちになることもあるでしょう。
それでも、なお、株価が暴落しないとは言い切れません。10社にしぼって構成されたFANG+はリスクが高いと言えます。
そう考えた場合、リスク管理の点でつみたて投資でコツコツ行うことが重要だと考えています。つみたて設定がしやすい「投資信託」がよいでしょう。
理由2 投資難易度
投資信託は、簡単につみたて設定ができることに加えて、投資金額も100円から!など、自由に設定しやすいです。
ETFのように、1株単位での購入は価格のことなどを考慮する必要があり、最低投資金額も高くなるため、やや投資の難易度が上がります。そう考えると「投資信託」がいいでしょう。(もちろん、投資額が大きく、余裕のある方はこの限りではありませんが。)
理由3 NISA枠
「投資をしたい!」と思った銘柄があっても。成長投資枠のみ可能!ということがよくあります。240万円という成長投資枠を他の場面で、有効活用するためにも、FANG+は「投資信託」を選び、つみたて枠での購入がよいでしょう。
以上のような理由から、
FANG+への投資は、「投資信託」がおすすめです。
FANG+ETFの投資法
私自身の結論としては、「FANG+投資信託」をおすすめしますが、「FANG+ETF」で投資をしたい方のために、投資法を紹介します。
全力投資で爆益を狙う。
FANG+のリターンの高さを最大限得るために、NISA枠を全て使う方法です。
FANG+投資信託をつみたて投資枠で毎月10万円購入します。
FANG+ETFを成長投資枠で240万円購入します。
これにより、全て投資信託で購入するよりも、ETFの低い経費率で投資することができます。
2024年に年間リターン51.01%(ブルームバーグより)を誇るFANG+に、NISA枠360万円をすべて使って投資をすることができます。もし、2025年も同じリターンだった場合、1年間で約540万円まで成長し、180万円の利益となります。もちろん、高いリスクも伴いますが。。。
ちなみに、私ならやりません。
成長投資枠で積立購入する
つみたて投資枠での投資を確立されている方におすすめの方法です。つみたて投資枠の月10万円で、日経やオルカンなどを購入しており、その投資スタイルを変えたくない方も多いでしょう。その場合に、成長投資枠でFANG+ETFを積立購入していきます。
SBI証券では、ETFの積立購入が可能です。(ifreeETF NASDAQ100を例に)

このようにすれば、より低い経費率で、FANG+のリスク分散をしつつ、高いリターンも得ることができるでしょう。
この方法は、個人的にありだと思っています。リターンの高い商品を一定の割合で仕込むことは、投資には必要だと思うからです。
まとめ

FANG+の良さ、ETFと投資信託の違いなど、
よく分かったにゃ!

どちらにも良さがあるので、
特徴を活かして、投資するのがいいですね。

僕は、リスクをあまり取りたくないから、
つみたて枠で、FANG+投資信託を
コツコツ買うことに決めたにゃ!

リスク管理は重要!
賢い選択だと思うよ。
これからもFIRE目指して頑張ろう。
FANG+のETFが登場したことは、とても魅力的です。しかし、いい意味で投資家を迷わせてしまっているもの正直なところでしょう。
リスク面や投資のしやすさ、NISA投資枠のことを考えると、「投資信託」での投資がよいかと思います。
しかし、ETFの手数料の低さは魅力的なので、ご自身の投資スタイルに合わせて、組み入れていくこともよい選択だと思います。
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